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 10月1日国際コーヒーの日です。だからなんですか。新車を買った情報2021、私は四本淑三です。

 もーね、アレですよ。「久しぶりに新車を買ったらこんなことまでやり始めた情報」とでも連載タイトルを読み替えて頂いて、ここはどうにかご理解いただきたい。私だって実のことを言えば心苦しいんですよ。あんなマツダドライバーアテンション・アラートさえなければ、あの休憩おすすめ命令にさえ従っていなければ、機械が人類を支配するこんな未来さえやってこなければ、私だって……。

 と、人のせいにしつつ実はこれが一番欲しかったやつ。今回の話題の中心といたしますのはバーナーカセットコンロ用のガスカートリッジを使うシングルバーナーであります

 前回は休憩のおすすめに忖度して1カップ用の「モカエクスプレス」を購入いたしましたが、これは別名「直火式エスプレッソマシン」というくらいで熱源が必要です。

 それを何にすべきか考えに考え抜いた結論が、岩谷さんの新ブランド「フォアウィンズ」から今年発売となった「マイクロキャンプストーブ FW-MS01」であります。お値段はヨドバシカメラで7150円也。

 バーナーのような熱源はキャンプ用品の中核となるものですが、ゆえに椅子と並んでヤバいものです。それを手に入れるリスクは後ほど述べることとして、にも関わらずモカエクスプレスには、これがベストマッチであり、ゆえに買わざるを得なかったのであります

普通のカセットコンロも使えるけど

 まずモカエクスプレスの底は小さい。だから通常のカセットコンロの五徳には載りません。そこでモカを淹れる際にはこんなアダプターを使います。

 この黒い艶消しのリングは、パール金属「鉄製ミニ五徳 HB-5001」。コンロの五徳にひっかけ、小さい鍋を支えてやろうというもので、似たような製品は各社から出ており、どれも1000円しない程度の値段で買えるはずです。

 また同じカセットコンロでも、そのまま使えるものもあります。たとえば岩谷さんの「マーベラスII CB-MVS-2」。五徳はバーナー側に迫り出した形状で、アダプターなしにモカエクスプレスを支えることができます。

 このマーベラスIIは風防もついたアウトドア用ですから、これを車載用の熱源にする手もあります。が、バーナーの直径が1カップ用モカエクスプレスの底面より大きく、また炎が外側に広がる配置なのが問題。炎の大半がモカエクスプレスの底に当たらず側面を流れ、熱効率がよろしくないだけでなく、樹脂製の取っ手が変形しそうで怖いのであります

マイクロキャンプストーブの良さとは

 そこでアウトドア用のシングルバーナーというわけです。アルコールストーブなんかでも行けたかも知れませんが、点火と消火が早いガスの方が便利だろうということです。

 これは一般のカセットボンベ、略して「CB缶」が使える安上がりなタイプから選びました。その中でも岩谷さんのマイクロキャンプストーブは、まず五徳が小さ目なのが大変よろしい。

 五徳内周は実測で約54mm。直径65mmほどの1カップ用モカエクスプレスでもアタプタなしで載ります。

 そしてバーナーの直径も小さく、開口部が全て上に向いており、炎が一直線に上がること。だから周囲に炎が逃げず、底にバッチリ命中して、取っ手も熱くならない。だから家でモカを淹れる時もこのバーナーを使っているくらいです。

 ただ、五徳の外周は95mmほどですから、大きな鍋や広いフライパンは向いていません。載せても不安定だし、真ん中しか温まらない。大きなクッカーを使う場合は別のバーナーをお勧めします。

実は周辺機材も必要でそのなりの出費に

 屋外でモカを淹れるとなると、バーナーとモカエクスプレス以外にも様々な器具が必要になります。私が持ち出しているものを箇条書きにしてみました。

・ガスカートリッジ
コーヒー豆
・グラインダー
・水
コーヒーカップ
コーヒーカスを入れるポリ袋
・組み立て式テーブル
・風除け

 必須なのはまずテーブルです。水をバーナーで温めるわけですから、不安定な地面や傾いた場所に置くのは危険。バーナーを設置する平らな面を確保するテーブルが必要です。

 ここで気を付けたいのは、マイクロキャンプストーブは三点接地でそれぞれ足の接地面が小さいこと。メッシタイプや隙間の大きなテーブルは、穴にハマるか踏み抜いてしまいますので、下に板を敷くか、最初から一枚板のテーブルだと安心です。

 私は「FOTOCITI」なるブランドの製品をアマゾンで購入。2枚分割式のアルミテーブルトップと鋼線の足による組み立て式。どうやら汎用OEM物件のようで似たような製品があちこちのブランドから出ています。その中から布製の丈夫そうなケースが付いて1780円とお得だったこれにしました。

 そしてマイクロキャンプストーブは申し訳程度の風防がついているものの、実際にはほぼ無力です。そこでダイソーの「アルミ風よけ」550円を採用。アルミの保護フィルムを貼りっぱなしで整形して箱詰めという安い中華製キャンプ用品同様の製品であるため、買ってからフィルムを剥がすのが大変という物件です。「ダイソー 風除け 保護フィルム」でYouTubeを検索すると剥がし方の解説動画ヒットしますが、私は面倒なのでそのまま使っています。

 そして淹れる直前にコーヒー豆をグラインダーで挽きたい私は、豆を1回分の8グラムづつ袋詰めにしています。この袋にはセリアの「デザインジッパーバッグS」110円を採用。

 コーヒーを淹れようと夏場の草むらに立ち入ると、蚊が執拗に攻撃してまいります。そこでフマキラー「ヤブ蚊バリア 480mL」も常備。これは近所のドラッグストアで600円くらいだったと思います。「植物にかかっても安心」だそうですが、結構効きます。

 そしてこれらを詰め込むバッグとして、サーモス「ソフトクーラー 5L REQ005-BK」を流用。これは1550円でありました。特に冷やすものもないのですが、サイズがちょうど良かったので。ただしアルミテーブルは大きくて入りませんでした。

 アルミテーブルとサーモスのバッグを詰め込んだロードスターのトランクはこんな感じに。まだまだ3分の1程度しか埋まっておりません。余裕!

小型バーナーで懸念されるリスクについて

 最後に、小型のガスバーナーを買う危険性について申し述べます。場所を取らないものだから、机の上で、仕事をしている側で、小規模なキャンプ飯ができてしまう。たとえば南部鉄器のスキレット、岩鋳「ファミリーパン14」を買っただけでこの有様です。

 机の上でソーセージが焼ける。これはビールが旨い。

 机の上で帆立貝柱のバター醤油焼きもできる。やはりビールが旨い。

 机の上でジンギスカンもできる。文句なくビールが旨い。ちなみに鋳鉄製なのでサイズの割に重量はありますが、そのおかげで径の小さな五徳上での安定性もバッチリです。

 キャンプに出かけるのもままならないご時世とは言え、これは良くありません。なにしろキャンプに行かなくたって、目の前にパソコンがあると酔った勢いでポチってゆくものだから、あれもこれもと用品ばかりが増えてゆく。だいたいビールが旨くて仕事になりません。

 ぷしゅっ。それではまた。

バーナーを買ったら人生おしまい


(出典 news.nicovideo.jp)

バーナーを買ったら人生おしまい


これ私は新たな始まりですね笑笑
バーナー買ってキャンプ沼にハマりましょう笑笑



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