秋の行楽シーズンが近づき、夏は暑すぎて敬遠していたキャンパーもそろそろキャンプ場事情が気になる頃合いではないでしょうか。キャンプ場選びはワクワク感があるこそすれ、どこにしたら良いのかが悩みどころ。初めてのところにトライして失敗するのは嫌だけど、毎回同じでも面白くない。

そこで今回は、仕事でもプライベートでも外遊びを楽しむアウトドアファッション業界のキャンプ好き10名に「好きなキャンプ場」を聞きました。

月岡さんの、好きなキャンプ場。

月岡徹/tensix代表取締役

ファッションブランド広告代理店を経て、2019年tensixを設立。 企業やブランドに関わるプロモーション企画や商品ディレクション、フェスイベントの制作運営など、のクリエイティブプロデューサーとして活動している。

多忙な生活を送る傍ら、暇を見つけてはキャンプへ赴く生粋のアウトドア派な月岡さん。普段は6〜10人の多人数でのオートキャンプを楽しんでいるというだけに、充実設備の高規格なキャンプ場をセレクト

【群馬県】軽井沢キャンプクレスト

一面に広がる青々とした芝生のフィールドが特徴的な軽井沢キャンプクレスト。夏でも涼しい林間サイトや冬に助かる電源付きサイトも用意されているほか、場内にはフリーWi-Fiが飛んでいるため近年注目を浴びるワーケーションにも最適だ。

「とにかく芝生がゴルフ場のようにとても綺麗で、ひとつひとつのサイトが広くてリラックス出来ます。トイレやシャワーの設備もよく手入れされており、綺麗で快適。ジップラインなど遊具もあるので、ファミリーキャンプにも向いていると思います。管理人さんも親切で最高です」。

軽井沢キャンプクレスト https://campcrest.jp/

 

宿利さんの、好きなキャンプ場。

宿利泰蔵 /フォトグラファー

GO OUTの人気別冊シリーズキャンプスタイルブック」でも活躍中のフォトグラファー。キャンプアウトドア関係の撮影も多く、年間で300以上のキャンプサイトを撮影している。

仕事でキャンプへ行く機会も多く、年間で約30泊はこなしているというカメラマンの宿利さん。GO OUT CAMPにもプライベートで参加するほどの大のキャンプ好きがおすすめするのは、2021年よりオープンしたばかりの知る人ぞ知るキャンプ場だ。

【長野県】姫木平ホワイトバーチキャンプフィールド

長野県のほぼ中心に位置する長和町姫木平地区に2021年の春よりオープンした新スポット。白樺を意味するホワイトバーチと名付けられたように、場内には白樺が林立し、小川が流れる美しいロケーションが魅力だ。

「東京からおよそ3時間とアクセスが良いとは言えませんが、キャンプ場周辺には白樺湖や遊べるところも多数あり。白樺林に囲まれた林間サイトは、関東にはない風景を楽しむことができ、とてもフォトジェニックキャンプ場です。標高約1,300mなので夏でも涼しく快適です」。

■姫木平ホワイトバーチキャンプフィールド https://whitebirch-himeki.com/

 

鰐淵さんの、好きなキャンプ場。

鰐渕 航/THE NORTH FACE PR

外遊びが高じてアウトドアブランドのPRに。夏山縦走から冬山のバックカントリースノーボードまで、四季を問わずに通年フィールドで遊び呆ける34歳。最近はMTBと海釣りにも夢中で、少々アクティビティ渋滞気味。

年間で10〜20泊くらいは行うという登山泊を除いても月1回以上はキャンプに行っているというさすがのアクティブさをみせる鰐淵さん。基本的に友達家族と一緒に多人数でキャンプに行くことが多いというだけに、サイトに区切りがないフリーサイトのキャンプ場をピックアップ

【神奈川県】西丹沢 大滝キャンプ場

都心からほど近い丹沢エリアの中でも人気の高い大滝キャンプ場。キャンプ利用は全サイトフリーサイトとなっており、場内には川も流れているため夏場のキャンプにも最適。

アクセスの良さが1番ですね。神奈川県住まいの僕にとっては同県ということもあって1時間前後で行けるのでとても便利です。フリーサイトで先着順にはなるんですが、サイト内で好きな場所があるのでいつもそこを狙って行きます。川沿いで、夏場も涼しいので避暑地としても最適です。」

■西丹沢 大滝キャンプ場 http://ootakicampsite.com/index.html

 

小林さんの、好きなキャンプ場。

小林剛/バッグデザイナー

有名ブランドを渡り歩き、長年バッグ作りを生業としているバッグデザイナーフェスキャンプを中心にアウトドアに趣向が強く、休日はめっぽうアクティブ派。

小林さんも月に1度のペースキャンプに行くヘビーキャンパーだが、近頃はめっぽうキャンプサウナにハマっているそう。モバイルサウナフィールドへ持ち出してはグループで“サ活”を楽しんでいるスパ好きキャンパーだけに充実設備のキャンプ場をチョイス

【神奈川県】ソレイユの丘オートキャンプ場

三浦半島の岬に広がるソレイユの丘は、花々が咲き誇るヨーロピアンテイストの公園内にあるキャンプ場。園内の高台からは広大な相模湾が見え、対岸には富士山や大楠山、湘南海岸に江ノ島伊豆半島、大島までもが一望できる。

植物園やふれあい動物村、キッズガーデンなどキャンプ場以外の施設も充実した公園に面したスポット。東京からも近いし温泉も施設内にあるしで気軽に家族で楽しめる点でとても良いキャンプ場ですよ」。

ソレイユの丘オートキャンプ場 https://www.seibu-la.co.jp/soleil/camp
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、2021年8月24日から当面の間、臨時休園となっています。

中島さんの、好きなキャンプ場。

中島小太郎/ koti BEAUTY&YOUTH ディレクター

キャンプの趣味が高じて2021年4月にユナイテッドアローズ社初となるアウトドアレーベル<koti BEAUTY&YOUTH>を立ち上げる。

春から秋にかけて月1〜2回ほどのハイペースキャンプを楽しんでいるという、話題のアウトドアレーベル「コティ」ディレクター中島さんは、グループファミリーゆっくりキャンプを楽しむことが多いようで、ロケーションが自慢のキャンプ場をセレクト

【長野県】駒出池キャンプ場

高千穂高原に位置する駒出池キャンプ場は、白樺林に囲まれたロケーションが特徴的。中でも駒出池に面したフリーサイトは特に景色が美しく人気も高い。標高が高く、夏場でも涼しく過ごすことができるのも嬉しいところ。

日本一の白樺林や綺麗な駒出池のほとりにある抜群のロケーションが一番のポイントです。夏には蛍が見れたりするくらい水が綺麗な場所です。ミラーレイクといわれる鏡のような湖に映った幻想的な景色は非現実感を味わえて、長野まで来た甲斐があると思わせてくれるキャンプ場です」。

■駒出池キャンプ場 https://yachiho-kogen.com/camp/

 

好きなキャンプ場はまだまだ! 次ページへ続きます。

 

 


 

勝山さんの、好きなキャンプ場。

勝山 龍一/フリーPR

餃子とアウトドア吉祥寺をこよなく愛する39歳。キャンプ場や建材屋、インテリアブランドのPRをしている。 @ryuichi_katsuyama

キャンプへ出かけることが最近こそ減ったものの、以前は年に12〜20回は行っていたという勝山さん。気の合う仲間たちとのグループキャンプで、特段何をするでもなく、のんびりと過ごすのが好きだという。

【山梨県】水源の森 キャンプ・ランド

多くのキャンプ場が点在する道志エリアにて2020年より誕生したキャンプ場。マウンテンリサーチを率いる小林節正さんがプロデュースする話題のスポットで、クラブハウスやドッグラン、直火サイトなど充実の設備が揃う。

「都心からのアクセスが良かったり、直火で焚き火ができるサイトがあったり、24時間無料で使えるシャワーがあったり (シャワー大好きなんです) 。だけど車の乗り入れができないっていう程よい不便感が居心地がいいんですよ」。

■水源の森 キャンプランド https://www.doshisuigen-mori.com/

 

ダブワークス上田さんの、好きなキャンプ場。

上田大輔/DOVE WORKS.代表

国内外のファッションアウトドアスポーツと幅広いブランドのPRを行う DOVE WORKSの代表。 休日はキャンプ、釣りとアクティビティを中心に楽しむ。

グループキャンプファミリーキャンプなど、多人数でのオートキャンプメインに楽しむ上田さんだが、今後は家族3人でのコンパクトキャンプスタイルを目指していきたいそう。

【栃木県】菖蒲ヶ浜キャンプ場

菖蒲ヶ浜キャンプ村は、奥日光中禅寺湖畔で唯一のキャンプ場。湖を目の前に、周囲は緑に囲まれた絶好のロケーションが自慢。奥日光の山々の登山やトレッキング、湖でのカヌー、釣りなどの拠点としても人気のスポット。

「夏のキャンプはやはり高所で涼しいとこを、ということで奥日光の中禅寺湖キャンプ場です。湖も綺麗ですし、やはり水遊びできるので暑い時期には最高ですね」。

■菖蒲ヶ浜キャンプ場 http://www.shoubugahama.co.jp/

 

米澤 創さんの、好きなキャンプ場。

米澤創さん(ナンガ広報課)

休みの都合があえばキャンプへ行き、平日はボルダリングジムで汗を流し、休日の天気のいい日はアウトドアを楽しむ生粋の外遊び好き。

キャンプのほかボルダリングも楽しむアクティブ派な米澤さんは主に家族でのオートキャンプを楽しんでいるよう。月に1回のぺースでキャンプを楽しんでいるというヘビーキャンパーぶりはさすがの一言。

【静岡県】田貫湖キャンプ場

朝霧高原に位置する湖畔のキャンプ場。田貫湖と富士山を同時に拝むことができる好ロケーションを誇り、ダイヤモンド富士も見られる大人気のスポットだ。

「田貫湖に写る富士山を眺めながらキャンプを楽しむことができ、また湖畔沿いには散歩コースや近場にはアクティビティステーションがあるので便利。徒歩10分圏内にホテルの日帰り風呂があるのもポイントです」。

■田貫湖キャンプ場 https://tanukiko.com/
緊急事態宣言中は予約受付を停止中となっている

 

遠藤大陸さんの、好きなキャンプ場。

遠藤大陸/FREAKS STORE MD 兼 VANLIFE SUPPLY by FREAKS STORE ディレクター

アウトドア関連の物作りだけでなく、コロナ渦前は年4回はアメリカに渡り古着やアンティーク関連の仕入も担当しており、ビンテージギアや車にも拘りが有。 愛車はVANAGON T4。

遠藤さんは年間で約20泊、ハイシーズンは月の週末はほぼキャンプ場予約で埋まっているというほどのキャンプ好き。車のオーニングを駆使した車中泊キャンプメインで、ギアはビンテージものの中に、最新のアイテムを織り交ぜたハイブリッドスタイルで楽しんでいるという。

【静岡県】夕日丘キャンプ場

遠藤さんが挙げたのは、太平洋を望む高台に位置する夕日丘キャンプ場。写真からも分かる通り、一面に太平洋の大海原が広がるオーシャンビューが自慢のスポットだ。その名の通り、地平線へと消えていく夕日は圧巻。

「とにかくこのキャンプ場の魅力は抜群のロケーションです!  夕日が沈む中で海がオレンジ色に染まる風景を見ながら焚火を囲む、なんて贅沢な時間を過ごせます。伊豆の海で遊ぶ際はココしか行きません!」

■夕日丘キャンプ場 https://www.yu-higaoka-camp.com/

 

朝倉さんの、好きなキャンプ場。

朝倉秀樹/デザイナー

歴史や文化に学びながらも、型にまらない自由な発想が活きた、暮らしに役立つバッグとウェアとアクセサリー。 日本の職人の手仕事を大切にし製作している。

キャンプ仲間に加えて、そこに家族も参加することもある、ユルいオートキャンプを楽しんでいるという朝倉さん。今回はのんびりと過ごせ、アクティビティも堪能できるとっておきのキャンプ場を教えてくれた。

【山梨県】四尾連湖 水明荘キャンプ場

標高850m、周囲1.2kmの小さな山上湖「四尾連湖」に面した湖畔のキャンプ場。透明度の高い湖はロケーションの良さだけでなく、釣りやカヌー、SUPなどウォーターアクティビティも楽しめる。また、近くの蛾ヶ岳でのトレッキングや登山の拠点としても人気だ。

「富士八湖の一つである山の上にある四尾連湖。甲府南ICから30~40分くらいです。いつも混み合っている印象はなく、最近はスタンドアップパドルボートにハマっているので、透明度も高く、のんびり一周できる小さな湖畔で漕ぐのが楽しいです」。

■四尾連湖 水明荘キャンプ場 http://shibirekosms.sub.jp/coordinate/pg161.html

 

自分のスタイルにあった、「好きなキャンプ場」を見つけよう。

外遊びの達人たちの「好きなキャンプ場」。知る人ぞ知るキャンプ場から人気のスポットまで、いろいろなフィールドを伺うことができました。都心からのアクセスやロケーション、設備の充実度やフリーサイトなど、それぞれのこだわりが滲むセレクトは秋のキャンプ場選びの参考になったんじゃないでしょうか?

自分のスタイルに最適のキャンプ場を見つけて、週末のアウトドアをより充実してモノにしちゃいましょう!

 

【併せて読みたい!】

富士山を拝める! ロケーション抜群なキャンプ場13選。(2020.12.4 更新)


日本全国「お風呂に入れるキャンプ場FILE」セレクト45。(2020.2.21 更新)


冬キャンプデビューにも◎な、関東近郊の高規格なキャンプ場11選。


GO OUT


(出典 news.nicovideo.jp)

外遊びの達人10人に聞いた「このキャンプ場が好き!」なワケ。

みんなの好きなキャンプ場気になりますね!

やっぱり木々の中のキャンプ場っていきたくなりますね!

私の好きなキャンプ場は霧島高原国民休養地です笑笑
ここ広くて、温泉あって最高です!




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