ここ数年、アウトドアブームが続いている。近くの公園で手軽にバーベキューを楽しんだり、キャンプ場では「ひとりキャンプ」も流行っているし、家族で大型のテントを張ってキャンプを楽しむ姿もよく見かける。

それとともに、軽キャンパーをはじめとしたキャンピングカー人気も盛り上がりを見せている。全国さまざまな場所でキャンピングカーの展示販売イベントが開催されているが、最近のイベントでよく目にするのが「ルーフテント」だ。

ルーテントは簡単にいうと「車上テント」である。テントキャンプ以上、キャンピングカー未満といった遊びのアイテムで、ルーフキャリアのバーに取り付ける。キャンピングカーよりも低価格で、カジュアルに楽しみたいという人におすすめだ。

走行中はたたんでおいて、キャンプ場に着いたら広げる。設営、撤収はテントよりも簡単。新たにクルマを購入しなくても、いま乗っているクルマに取り付ければいいだけでお手軽だ。ルーフの上に載せているから、移動中はほとんど気にならず、ちょっと背が高くなったことを意識するくらいで済む。

しかも、ルーフキャリアが取り付けられるクルマなら固定するだけなので、軽自動車からワンボックスまで、ほとんどのクルマに取り付けOK。クルマに固定するには2本のルーフキャリアバーがあればいい。もしもクルマを買い換えても、ルーフテントを載せ替えればいいだけなので、その点も心配いらない。

本稿の写真は、ブラストトレイル社の「ルーフトップテント」だ。テント内のサイズは長さ2,400㎜、幅1,400㎜で大人2名が横になっても余裕がある。高さは一番高いところで1,100㎜あるから、あぐらをかいて座ることもできる。

ルーテントを広げると、クルマのルーフよりも広いスペースになるのがわかるだろう。テント内にはマットが全面に敷いてあり広い。しかもマットには、70㎜の厚手のマットを使っていて快適だ。その居住性はキャンピングカーのベッドにも負けないほどである。

キャンプ場に着いて広げれば、ご覧の通り4方向がオープン。開放感は抜群だ。もちろん、雨が降っているときなどは閉じるのだが、ひさし部分は540㎜あるので、なかに雨が入り込むこともない。屋根はポリエステル製、本体はポリコットンを使用している。

ルーテントに出入りするのには付属のハシゴを使う。出入りがちょっと面倒に感じるかもしれないが、木の上の秘密基地感覚は一度味わったら病みつきになること間違いなし。

実際に僕もルーフテントを所有していたことがあって(ジファージャパンコロンブス)、ちょっと高くなったところから風景を眺めたりして楽しかった。クルマスバルフォレスター」だったので、機動力をいかして悪路でも気にせず、どこでもキャンプ地にできたのも心強かった。

キャンピングカーよりも手軽に購入できて、しかもテントよりも設営や撤収が簡単。とくに雨の日のテントの撤収などは考えただけでも憂うつになるが、ルーフテントならば撤収も楽だ。車中泊ならぬ「車上泊」が楽しめるルーフテントに注目である。

浅井佑一 あさいゆういち キャンピングカー専門誌「オートキャンパー」編集部を経て、現在は旅とキャンピングカーをテーマにしているフリーライター。キャンピングカーで車中泊しながら回った道の駅は1,150カ所以上。著書に『首都圏道の駅ぶらり半日旅』(ワニブックスPLUS新書)、『車中泊で巡る オススメ道の駅ガイド2021』(ヤエスメディアムック)など。HPは この著者の記事一覧はこちら
(浅井佑一)

画像提供:マイナビニュース


(出典 news.nicovideo.jp)

クルマでキャンプは手軽に! 最初は「ルーフテント」が正解?

このルーフテント試してみたくなりますね!



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