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 いやー、晩秋から初冬にかけてもキャンプは最高っすね。虫もいないし、陽のある時間帯は適当に暖かいし。なんて言いつつそばをすすったり、コーヒー飲んだりしたらすぐ帰ってくるんですが。

 新車を買った情報2021、私は四本淑三です。今回の話題の中心といたしますのは、一人前の手打ちそば。

 原っぱで手打ちそばをすすってやろう。ただしロードスターのトランクに入る道具で。そんなことで、あれこれ買って試してたどり着いた答えのひとつが、小型バーナーシェラカップで小分けにゆでるミニマムわんこそば

 そして今回は「高出力バーナーで2Lの水を沸騰させ、一人前150gを一気にゆであげる」最終形態のざるそば。それが可能かどうか、ひとまずパワーで押し切ってみようという算段であります

 そこで活躍するのはもちろん我が愛しの

 ムカ着火ファイヤーーーーー!

 SOTOのガソリンバーナーSOD-371「MUKAストーブ」! ガソリンを燃料とするため気化熱による火力低下がなく、寒い北海道でも年中使える。しかも掌に収まるサイズで4000kcal/hのハイパワー。特にその気はなくとも、燃え上がる炎見たさについ火を着けたくなる魔性のバーナーであります

 そんな火力が何故そばに必要なのかと言えば、まず沸騰したお湯に生麺を入れると水温が下がる。そこから再沸騰までが長いと、そばがひっつく、伸びる。だからと言って無闇にかき混ぜるとブチブチ切れる。そこは沸騰水の対流で踊らせてやるのがいい。よって火力が要るのであります

 ゆで時間は1分半から2分程度。そのうち再沸騰までは1分以内。それをアウトドアで実現できるのかどうか。

火力は強いが風には滅法弱い

 さて、いつもの原っぱにやってまいりました。まず今回の主役、ムカのセットアップから。火力が強く、バーナーヘッドが低くて設置面に近いので、輻射熱も強い。テーブルは金属製じゃないと焦げそうです。

 そして丸いアルミホイルの鍋のようなものは、付属の風防。輻射熱から守る丸いアルミシートも付いてきます。風防の側面に、何か管が伸びていますが、これは吸気管。燃焼が始まると風防内が酸欠になるためです。ペナペナの風防に対して、こちらはしっかりとした造りでかっこいい。

 こうしたものが標準で付属するのは、ムカが風に弱いからでありますバーナーヘッドの形状は、同社のカセットボンベ用バーナー「ST-310」と同じドーム型で、これは横風に弱い。ちょっとした風でも室内の加熱時間の2倍、3倍とかかることがあります。このムカの風防はどれくらい効果があるのか。そこに一人前蕎麦の成否がかかっていると言っても過言ではありません。

ざるそば一人前用セットアップ

 今回のセットアップは22Lのトランクカーゴに、サーモスの5Lソフトクーラーボックス、そしてトランクカーゴに入らない微妙なサイズアルミテーブル、計3つ。クルマから降り、クーラーボックスを肩にかけ、トランクカーゴを両手で抱えて運べば、1回で運搬終了という分量です。

 クーラーボックスに入っているのは、お店で買ったそば、タレ、薬味のネギとスライサー。トランクカーゴには大型のアルミコッヘル、竹ざる、ムカのガソリンボトル 。そして現地で水が使えないため、3Lのウォータージャグと2Lポットには、それぞれ水と氷水を入れて持ってきました。

 ムカ本体や着火用のガストーチなど、濡れるとマズいものはアルミコッヘルの中。これでポットやウォータージャグから水が漏れても大丈夫

 アルミコッヘルはエバニューの大鍋4L、小鍋2.8Lの2個セットで、スタッキング可能。今回は湯沸かしに2.8Lの小鍋を使い、4Lの大鍋はゆであがったそばとそば湯を分離する、ざる受けとして使います。

ムカは火力調整の効かない暴れん坊だった

 この日の気温は9℃。風速4m/s。沸かす直前の水温を測り忘れてしまったのですが、水をくんだ家の水道水は10℃ちょっと。多分それくらいの温度だったはずの水が沸騰するまでに7分46秒。ちなみに室温で無風なら、20℃の水が6分前後で沸騰することを確認しています。風防のおかげでか、屋外でもさほどパフォーマンスは落ちていないようです。

 さて、ここでもっとも大事な再沸騰までの時間は、40秒。さすが4000kcal/h、黙って見ていたら火力調整が間に合わない程度に早い。火力調整が間に合わないと、吹きこぼれてバーナーの火が消えてしまうので要注意。実際、私は何度もやっています。

 なにしろ火力調整がやりにくい。ノブを回して実際の火力に反映されるまでのラグが大きい上に、そもそも火力の調整範囲が狭く、弱火が効かないというムカの特性もあります。おまけに燃焼中の「Run」ポジションから慌ててノブを早回しすると、勢いで消火の「Air」まで回ってしまうことも。吹きこぼれて火が消える前に、自分で消しちゃうわけです。これも私、やりました。

 ならばいっそバーナーの火力調整を諦めよう。再沸騰が始まったら鍋を熱源から浮かせて調整すればいいじゃないか。麺を入れたら鍋の取手をつかみ、再沸騰は来るのか、来ないのか、さあさあさあと腰をかがめて待つ。それで乗り切っております。

一人前を食べてもなお虚し

 ゆであがったらそばをざるにあけ、あいた鍋にそばをもどして水で洗い、

 またざるに戻して、ポットの氷水でしめたら、出来上がり。そば湯はポットに入れて、後でちびちびいただきます。

 結果は大成功。もはやお店ですする蕎麦と大差ありません。そこにアウトドア係数がかかって、さらにおいしく感じるからたまらんわけです。

 ただ問題もないではありません。一人前のざるなんて、すぐに食べ終わってしまう。ものの2分もあればおしまい。ざるにのったそばを目の前にすると、すぐに食べなければいけないような気がして、なにか落ち着かないというか、ダラダラできない。これってアウトドアっぽくないのではないか。

 まったく小分けでゆでればまどろっこしいと言い、一人前が一度にできればすぐ食い終わるからつまらんと文句をたれる。こういう人間は一体どうしたものでしょうか。

 そうなるとやっぱアレだな。アレやってみよう。

 そんなことで、ひとまずさようなら。

●今回の使用ギア一覧(価格は筆者購入時のもの)

【キャリア】 トランクカーゴ 「TC-20S」1980円
テーブル】 FOTOCITI 「ミニローテーブル1780円(現在入手不能)
バーナーSOTO「MUKAストーブ SOD-371 」15345円
【燃料缶】 SOTO「広口フューエルボトル 400ml SOD-700-04 」 2640円
ガソリンコールマン 「エコクリーン/4L 170-6760」 2910円
【風防】ダイソーアルミ風よけ(コンロ用)」550円
【なべ 】エバニュー 「ECA165アルミコッヘル LL」 6010円
【ざる】小柳産業 「竹製盆ザル」 (国産) 上仕上げ φ21cm」 1870円
【そば湯受け】サーモス「ステンレスポット2L TTB-2000-SBK」 3460円
ウォータージャグ】岩谷マテリアルウォーターバッグ3L WWB-3MB」999
【そばちょこ】ベルモント「チタンシェラカップ REST深型250 BM340」1920円
【薬味スライサー】 キャプテンタッグシェラカップ調理器 UH-3011」2200円
【箸】ベルモント「フィールドスティック BM-097」2020円
【そばキャリアー】サーモス 「ソフトクーラー 5L ブラック REQ005-BK」 1730円

続・愛のムカ着火ファイヤー ざるそば一人前への挑戦


(出典 news.nicovideo.jp)

続・愛のムカ着火ファイヤー ざるそば一人前への挑戦

これキャンプでできるって最高の楽しみですね!







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