ソロキャンパーYouTuberとして人気のお笑い芸人・ヒロシが公式YouTubeチャンネル『ヒロシちゃんねる』で6月1日、『なんの知識もなく竹炊飯』と題したアウトドア動画を配信し、話題になっている。
テレビ業界から遠ざかり、現在はソロキャンプを世に広めたYouTuberとして“先生”とまで呼ばれる存在になったヒロシ。彼のYouTubeチャンネルでは、国内外の美しい自然の中でキャンプを楽しむ動画やアウトドアグッズの紹介動画、見るだけでヨダレがでそうな“キャンプ飯”の動画などを多数配信している。そんな彼が今回の動画で挑戦したのは、キャンプ好きなら一度は憧れるだろう“竹で炊くご飯”だ。
キャンプで米を炊くといえば飯盒が一般的だが、テレビなどでは竹筒に水と米を入れて火にかける方法も良くみられる。ヒロシも憧れていたというが、なんと前知識は一切なし。ジップロックに入れた米と水筒の水、適当な長さの竹筒を持参して、ぶっつけ本番で米を炊いてみるという。
動画内では先に火を起こし、竹の側面に四角い穴をあけるためノコギリで横にギコギコギコ……。縦方向ではナイフを使って竹を割るのだが、目測を誤って割れてはいけない箇所にまで大きく割れ目を入れてしまう。「しまったな……」と焦りながらも何とか穴を開け、米と水を投入して火にかけるのだが、割れ目からどんどん水がこぼれてしまい中々うまくいかない。しかも、穴を大きく開けすぎたせいで底が浅くなり、米を炊くのに十分な量の水が入らないという最悪の状態になってしまった。
その状況には、さすがのヒロシも「100%失敗するね……」と半ば諦めた様子。頻繁に蓋を開けて水を足したり米の偏りを直したり、四苦八苦しながら米を炊いていく。
しかし、そうして何とか炊き上がった竹ご飯は、失敗どころかふっくらツヤツヤ。恐る恐る口に入れたヒロシが思わず「おぉ!」「意外といけてる。いいね」と驚くほど、美味しいご飯に仕上がったのだ。ご飯を蒸らしている間にコンガリ焼いたウィンナーと合わせれば、もはや無敵のキャンプ飯に見えてくる。
動画にはヒロシの顔や全身像は一切登場せず、笑いを誘うトークもない。そこにあるのは、画面の端に見え隠れする緑の木々と澄みきった川、静かにはぜる焚火の音、その中で味わうシンプルなご飯だけだ。しかし、見ているだけでなぜか心が落ち着き、ひとりで過ごす時間の大切さに気づかされる。それが“先生”ヒロシの動画の魅力なのかもしれない。
※画像はYouTubeから
(出典 news.nicovideo.jp)
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