災害を伴うような大型で非常に強い勢力をもつ台風の発生が、近年増えています。毎年のように「過去に類を見ない……」という文言を見聞きし、 それほど稀有なことではなくなってきている大型台風。日ごろから備えておく大切さを、ひしひしと感じます。
そこで、今回は無印、ワークマン、セリアの防災グッズをご紹介します。
1.いつものもしも備えるセット(無印良品)
最初にご紹介するのは「いつものもしも備えるセット」。無印良品の新商品“防災セット”です
無印良品は、日々のくらしの中に備えを組み込み“標準装備”することを提案しているので、日常生活にも使えるグッズが多く入っています。
例えばファスナー付きのEVAケースを使って、カバンの中に入れ日常持ち歩けるものや、旅行やキャンプなどにも使えるグッズなどが入っています。
また1つ1つの商品を見てみると「袖口が長い軍手」、活用法が書かれている「いつものもしもハンカチ」、「家族で決めておく連絡のルール」メモ帳など、無印良品らしい内容となっています。
そして、もう1つ無印良品らしい点は、収納シーンが考えられているところ。ファイルケースなどと一緒に棚に並べて保管できる収納箱にはいっています。
今回ご紹介したセットの他に、中身を絞った「携」(1,690円)と「持」(3,990円)があります。「備」セットは収納箱に余裕があるので、中身を加えたりと自分なりのカスタマイズが可能。防災セットをしまい込んでしまうと、いざ使おうと思った時に使用期限が切れてしまっていた、ということもあるので、日常生活の一部として手の届くところに保管できるというところは、いいですね。
2.踏抜防止インソール(ワークマン)
大型の台風や竜巻で怖いのが、飛来物。看板や屋根などが宙に舞う映像を見ると強風の威力に恐怖を感じます。それが、いつ家の窓ガラスに飛んでくるかわかりません。
そんな飛来物や窓ガラスが割れてしまった時のために、用意したいのが踏抜防止インソール。
踏抜防止インソールは、0.5mm厚のステンレスが入っているので、ガラス片や釘などが靴底から貫通することを防いでくれます。硬いインソールというイメージがあり、歩きにくそうな先入観があったのですが、使ってみるとそんなことはなく、一般的なインソールと同じように適度なふわふわとしたクッション感があります。
暴風時にはこれを靴の中に入れて手の届くところに置いておくと、より安心かもしれませんね。
3.カラーロープ(セリア)
過去に例を見ない風量の台風ときくと心配なのが、部屋の中に入れられないモノ。クルマがひっくり返っているような映像を見ると、とても心配になります。
自然の力は恐怖ですが、それでも対策する、しないでは異なります。そこで必要なのが、屋外のものを飛ばないように頑丈な場所に括り付けておく作業。
そんなときに役立つのがこのカラーロープです。
長さは10m。耐荷重は140kg。エアコンの室外機などを括り付けておくのに十分な長さがあるので、ストックしておきたいグッズです。
4.非常用給水バッグ(セリア)
最後にご紹介するのは、給水バッグ。
非常用給水バッグはいろいろありますが、この薄さで収納のことを考えるのならセリアの非常用給水バッグがオススメです。ジップバッグのような形をしていて、すき間にも収納できるところが特長。
この薄さですが、容量は5リットルです。
数枚重ねて収納しておけるので、邪魔になりません。コンパクトに収納できるのでオススメです。
最初にご紹介した無印良品の「いつものもしも備えるセット」の箱の中に、これらのグッズはすべて収納できます。防災グッズを開けてみたら使用期限切れグッズばかりだったという経験がある方は、リビングの棚などに置いても違和感のない箱に防災グッズを入れて、手の届きやすい場所に置くということを試してみてはいかがでしょうか。
これからの台風シーズン、備えあれば憂いなしですよ。
※店舗によって品揃えが異なり、在庫がない場合があります。また掲載商品については廃盤、仕様変更等となっている場合があります。
文/栗山 佳子
(出典 news.nicovideo.jp)
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