遊べるクルマに“泊まる”という使い方をプラスできるのがキャンピングカー。手ごろな軽キャンパーから、“走る生活空間”とも言える大型モデルまで、こだわりが凝縮された個性的なモデルばかりだ。

※こちらの記事は「GetNavi」 2020年10月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

キャンピングカーライター

岩田一成さん

キャンピングカーでの旅はこれまで1000泊以上。その経験をベースに、雑誌、WEBテレビなどでキャンピングカーの魅力を発信する。

幅広い用途で使える最強のマルチツール

キャンピングカー人気が年々高まりを見せている。その最大の要因は、様々なライフスタイルや使い方に対応できること。キャンピングカーは、移動手段としての「クルマ」と、居住空間としての「家」という2つの要素を兼ね備えた乗り物。キッチン、トイレベッド、生活用電源などが完備されているため、車内で家と同じように快適な生活を送れる。

 

その特性を生かせば、キャンプや旅行はもちろん、アウトドアレジャーや趣味のベース基地としてなど、ユーザーライフスタイルに合わせて幅広い用途で利用可能。最近では、移動オフィスや非常用シェルターなど、レジャー用途以外のニーズも高まっている。

 

軽自動車ベースにした軽キャンパーから、ハイエンドな輸入モーターホームまで、価格やサイズバリエーションが豊富に揃っているのも大きな魅力。「クルマを停めた場所がどこでも“家”になる」キャンピングカーは、まさに「遊べるクルマの究極形」だ。

 

大人5人がゆったり就寝できファミリーでの使用にピッタリ

アネックス

リバティ 52 DB

936万1000円

トヨタのカムロードベースとしたモデル。広いダイネット(リビング)スペースと車内前部のスライド式バンクベッド、後部の2段ベッドを備える。大人5人が余裕で就寝できる、余裕の室内スペースが自慢のモデルだ。

SPEC●全長×全幅×全高:5232042880mm●パワーユニット2982cc直列4気筒+ディーゼルターボ●最大出力:144PS(106kW)/3400rpm●最大トルク300Nm(30.6kg-m)/1200~3200rpm

 

■大型モデルは余裕の空間が魅力、まさに走る住居!

十分な車内高が生み出す余裕ある居住スペース

大人でも立てるほどの室内高が、余裕ある居住スペースを生んでいる車内。コンパクトでありながら必要十分な機能を備えるギャレーも完備。

 

大人2人が余裕で寝られるスライド式バンクベッド

前方には就寝時に引き出して使うバンクベッドを装備。拡張時のベッドサイズは1940×1740mmで、大人2人が余裕で横になれるサイズだ。

 

テーブルを挟んで会話も盛り上がる

ダイネットには向かい合わせのシートが置かれ、会話も弾む。伸縮式のテーブルを下げてシートを転換すれば、1800×900mmのベッドになる。

 

電化製品も余裕で使えるリチウムイオンバッテリー

パワーを生み出す高エネルギーが特徴のリチウムイオンバッテリーエンジン停止時でも冷蔵庫床暖房、エアコンなどを安心して使える。

 

車内で快適に過ごせるエアコンも標準で搭載

家庭用エアコンを標準装備し、暑い夏でも快適に過ごせる。外部電源に接続していないときは、リチウムイオンバッテリーで運転が可能だ。

 

★岩田さんはココに惹かれた!

家庭用エアコンで夏のクルマ旅も快適!

「比較的運転しやすい全長5.2mのボディに最新技術を詰め込んだハイエンドモデル。ソーラー&リチウムイオンバッテリーで家庭用エアコンも使えるので、暑い夏でも快適に過ごせます」

 

■関東キャンピングカー商談会には個性派モデルが勢揃い!

今年7月に開催された関東キャンピングカー商談会。新型コロナウイルスの影響によりイベントが次々と中止になるなかで、久しぶりに開催されたカーイベントだ。全国のビルダーが作った個性派モデルを紹介しよう!

 

【No.1】コンパクトながら余裕あるスペースを実現

ドコデモライフ

N-i(エヌアイ)

240万6800円~

大人2人が快適に過ごせる室内空間がアウトドアライフサポートベッドテーブル、収納も多く、創意工夫が満載だ。

 

↑専用のフレームをリアシートヘッドレスト穴に差し込んでセットする。リアシートの足元には収納スペースが確保できる

 

ベッドは長さ1820×幅1150mmと余裕のサイズで展開。フルフラット状態で足を伸ばして寝られるので車中泊も快適だ

 

★岩田さんはココに惹かれた!

気軽に乗れるシンプル仕様

「家具を最低限にして、限られた室内空間を効率的に利用。純正リアシートを残しているので普段使いもラクです」

 

【No.2】ハイエースがベースで普段使いにも便利

ティピーアウトドアデザイン

トラボイ HJ200WS

459万8000円~

7人が前向きで乗車できるので日常的な使い勝手も抜群。後部を2段ベッドにすることで大人3人が就寝することが可能。

 

シートは回転対座式で、テープルをセットすれば車内がリビングルームに変身。キャンプベース基地として活躍する

 

↑後部の2段式ベッドは高さを設けることで圧迫感のない快適な就寝が可能。ベッド下は収納スペースとして活用できる

 

★岩田さんはココに惹かれた!

日常使いできる仕様が便利

「大きすぎないハイエースワイドミドルがベース。ミニバン的に乗り回せて自走式立体駐車場にも入庫できます」

 

【No.3】ポップアップ式の快適就寝スペース

東和モーター

インディ 108

3151500円~

ベース車両はハイゼット トラックポップアップ式のルーフベッドを備えるなど大型キャンパー並みの快適装備が満載。

 

↑ルーフをポップアップにすることで余裕あるベッドスペースが実現。コンパクトスペースに快適装備を満載する

 

シンクヘッドは車外へと伸ばしてシャワーとして使用できる。ギャレー下には各13Lの給水・排水タンクを標準装備する

 

★岩田さんはココに惹かれた!

ポップな意匠が魅力的

ポップアップルーフで実現した開放的な室内空間。街にも自然にも溶け込むオシャレデザインもウリです!」

 

【No.4】シェルを載せればキャンパーに変身!

山春

ブリーズ

96万8000円~(ボックスのみの価格)

軽量素材を使用し、着脱可能な軽トラック用キャンピングシェル。普段は軽トラとして、週末はキャンパーとして使える

 

シェル内部に木製2段ベッドを用意。上段は1811330mm、下段は1650×800mmのスペースを確保し、車中泊が楽しめる

 

↑1階はリビングフロアとして使用可能。ソファ下は収納スペースとなり整理整頓に貢献。手軽に楽しめる大人の秘密基地

 

★岩田さんはココに惹かれた!

居住空間を積む工夫に脱帽

「キャンパーシェルを降ろせば軽トラ単体で使え、シェルを載せればキャンパーに早変わり。2Way仕様はお見事!」

 

 

【フォトギャラリー(画像をタップするとご覧いただけます)】

遊べるクルマの究極形! キャンピングカーの魅力を徹底紹介!


(出典 news.nicovideo.jp)

遊べるクルマの究極形! キャンピングカーの魅力を徹底紹介!


このキャンピングカー最高ですね!!

欲しくなりますね!!





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