冬のキャンプはとにかく寒い。アウトドア初心者にとっては、ハードルの高いシーズンです。かくいう筆者は完全なるインドア派で、アウトドア料理への憧れはあるものの、イチからキャンプ道具を揃えて始めるというのもな……と思っています。
そこで、家に居ながらにしてキャンプ気分が楽しめるアイテムはないかと探したところ、センゴクアラジンの「ポータブル ガス カセットコンロ ヒバリン」にたどり着きました。火鉢と七輪をかけ合わせたこのアイテム、室内も屋外も使える優れものなんです。ただのカセットコンロとはひと味違うヒバリンの魅力をご紹介しましょう。
カセットボンベだから使う場所を選ばない
いまや、火鉢や七輪を自宅で使う人は少ないはず。いずれも火の扱いが難しく、とにかく面倒なイメージがあります。しかし、ヒバリンは火鉢や七輪のようなデザインでありながら、カセットボンベ式なので使い方は簡単。
連続燃焼時間は約1時間14分となっており、長時間の煮込み料理などには使えません。家でヒバリンを使うとなると、なにか焼き物をするのに使うのが現実的かなと思います。
外に持ち出す際は付属の収納袋に入れればOK。使わないときに片付けておけるだけでなく、パーツをまとめて保管できるので持ち出す際に忘れ物をすることもありません。
グリルキットを使えば焼き物が可能
ヒバリンには焼き網ステイ、輻射プレート、焼き網がセットになった「グリルキット」が付属します。グリルキットを使えば食材を加熱でき、外した状態のときは五徳のうえに鍋やケトルを置いてカセットコンロとして活用できるんです。
屋外での使用時に火が消えにくいように、中央がやや凹み、バーナー部分を囲むように設計されています。この天板形状にすることで風が分散され、火が消えにくいそうです。
操作性も一般的なカセットコンロと同じで、本体にカセットガスをセットしたら、器具せんつまみを回して火力を調節するだけ。これだけシンプルな操作性なら、最初からスムーズに扱えそうです。
まずは、正月に食べきらないまま冷蔵庫に眠っていたお餅を焼いてみます。普段は魚焼きグリルで焼いていたので何度もトレイを出しては焼き加減を確認していましたが、ヒバリンなら焼いている様子が見えるのがいいですね。また、餅が焼ける様子を眺めるのも贅沢な時間に感じられます。
両面を丁寧にひっくり返すうちに、表面が割れてお餅がぷっくりしてきました! ただの余り物のお餅を焼いているだけなのに、思わず笑みがこぼれます。
焼けたお餅に醤油をかけたり、きなこと砂糖をまぶしたりして食べると、残っていたお餅もあっという間になくなりました。筆者は糖質制限中なのでかなり罪悪感がありましたが、香ばしい焼き目とふっくらしたお餅の誘惑には抗えません!
卓上で魚を炙れば晩酌のお供に
続いて試したのが、氷下魚の干物。ちょうど実家から送られてきたところだったので、最高の状態で食べたかったのです。
焼き上がった干物は、皮目がパリッとして、なかはふっくらした仕上がりに。普段、家ではあまり干物を食べることがなかったのですが、炙るだけで最高のおつまみが完成するなら、今後の晩酌メニューに加えるしかありませんね。
ただし、煙が出やすい点には注意が必要です。屋内の場合はできるだけ換気しやすい場所で使うようにしましょう。また、お餅や魚、スルメ、野菜、きのこなどの食材は問題ないのですが、脂を多く含む食材やタレやソースのかかった食材、水分が出やすい食材の調理は推奨されていません。汁受け部分は丸洗いできますが、安全性や掃除の手間を考えると、ステーキや焼き肉には向かなさそうです。晩酌に使うとなると、そこだけは少し残念です。
今回、筆者は屋内でいかに活用するかを考えましたが、屋内だけでの利用ではヒバリンのポテンシャルを活かしきれていない気がしました。むしろ「屋内でも屋外でも使う」という人にとっては最高のパートナーになってくれるはず。寒い冬は室内で、春から秋はベランダやアウトドアで使うことで、1年を通してヒバリンを楽しめそうです。
(出典 news.nicovideo.jp)
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