山ごはん作りにチャレンジしたいと思っていても、種類が多くて迷ってしまうバーナーとクッカー選び。まずは必要なアイテムの種類と選び方のポイントを見てみましょう。自分の山ごはんスタイルを知ることで、道具が選びやすくなるはずです!
どんな料理をしたいかで決めていくとスムーズ
お湯を沸かすだけでいいのか、しっかり調理がしたいのか。調理方法で選ぶアイテムが変わるので、迷ったらまずは山でどんな食事(調理)をしたいかを考えてみましょう。まずは調理に最適なクッカー、次にそれに合ったバーナーという順で選ぶとスムーズに決まります。
バーナーは火力のスペックよりも、燃料を効率よく使えるかがポイント。炊飯や煮込みなどのとろ火料理がメインなら、2,200kcal/h前後の出力で充分対応できます。
【マストアイテム】
基本の道具を押さえる
バーナー
ゴトク、バーナーヘッド、点火装置、火力調節ツマミを備える。ガスカートリッジと垂直につなげて使うモデルを直結型、カートリッジ接続部とバーナーヘッドが離れているモデルを分離型という。
ガスカートリッジ
丸い形がOD(アウトドア)缶、細長い形がCB(カセットボンベ)缶。中身はブタン、イソブタン、プロパンの3種類で、混合比率はブランドにより異なる。同じ形で寒冷地対応モデルもある。
クッカー
直火にかけられる金属製の容器。おもな素材はアルミ、チタン、ステンレス。深めの筒型鍋とフタになる小鍋のセットがスタンダード。中にバーナーやガスなどをスタッキングして持ち運ぶのが一般的。
+アイテム
あると便利な道具を知る
スタビライザー
プリムス/プリムスカートリッジホルダー(¥800)
OD缶の底に装着することで不整地でも安定感をアップさせられる。折りたたみ式でコンパクトになるので常備しておくと安心。
問い合わせ:イワタニ・プリムス
風よけ
EPI/ウインドシールド ショー ト(¥1,600)
バーナーの炎の向きがブレることなく安定し、燃焼効率もアップ。とくに分離型のバーナーを使うときは忘れずに携行したい。
問い合わせ:ユニバーサルト レーディング
テーブル
SOTO/フィールドホッパー ST-630(¥4,800)
地面が凸凹だったりぬかるんでいるときに調理台として活躍する。また調理中のクッカーやカトラリーのちょい置きにも役立つ。
問い合わせ:新富士バーナー
【Check】
バーナーとガスカートリッジは必ず同じブランドに!
ガスバーナーはガスカートリッジと接続して機能するよう作られているため、ブランドを揃える必要がある。他社ブランドを組み合わせて何らかの事故が発生した場合、保険適用がされない場合があるので注意。
自分のスタイルを知る
マルチ対応派
お湯を沸かすだけのときもあるけど調理もそれなりにしたい……。使用頻度はそれほど高くないのでどんな状況にも対応できるスタンダードなモデルがほしい!
Aさんにおすすめの山ごはん道具
【直結型で炎が拡散型のバーナー】
どれがいいか、直結型のなかでもバーナーヘッドの炎が広がる拡散型モデルを選ぼう。バーナーヘッドやゴトクが大きめのモデルを選んでおくと大きなクッカーにも対応できる。
問い合わせ:イワタニ・プリムス
・ 高出力モデルが多い
【スタンダードな筒型モデル】
大クッカーとフタの役割も担う小クッカーのセットがおすすめ。素材は
熱伝導率のいいアルミがベスト。傷つきやすいのでカトラリーは樹脂製
もしくは自然素材のものを合わせる。
問イワタニ・プリムス
しっかり調理派
山でも2品以上しっかり作って楽し みたい!なのでバーナーは大鍋を乗せられて火力調節が簡単なタイプが理想。サイズ、重量感はそれほど重要視していない。
Bさんにおすすめの山ごはん道具
【低位置で調理ができる分離型】
SOTO/レギュレーターストーブフュージョン ST-330(¥9,000)
大鍋を乗せても安心の4本ゴトクで、ツマミの調節のしやすさはピカイチ。寒冷地でも安定した火力をキープできるレギュレーター機能があれば寒い時期の低温時でも活用できる。
問い合わせ:新富士バーナー
・小さなクッカーにも対応
【クッカーにフライパンをプラス】
モンベル/アルパインクッカー14+16 パンセット(¥4,900)
2品以上を効率よく作るなら、2つ以上のクッカーがあり、それぞれにフタが付いているモデルがベスト。クッカーの複数セットなら目的に合わせて増減できるので便利。
問い合わせ:モンベル
(出典 news.nicovideo.jp)
<このニュースへのネットの反応>
コメント
コメントする