流行語大賞に「ソロキャンプ」が選ばれるほどのキャンプブームが到来していますよね。『食楽web』でもキャンパーご用達、外でも家でも使える万能調味料「マキシマム」「ほりにし」「黒瀬のスパイス」の御三家を紹介してきました。
そんな矢先、多彩なアウトドア用品の企画販売・キャンプ場運営などを行う『ユージャック』(千葉県東金市)が、“第4のスパイス”なる新商品を投入したとの情報をキャッチ。これはもう確かめるしかない! ということで早速入手し、おうちキャンプ飯に使ってみました。
しょっぱすぎないがコンセプトの「野香 -やこう-」
気になる万能調味料の名は「キャンプスパイス 野香」。アウトドアを感じる「野」、スパイスを連想させる「香」から名付けられたそう。
容器はボトル入りの御三家と異なり、軽くて丈夫なクラフト紙のパッケージを採用。開閉はジップロック式で、底面にマチがあるので自立ができ、お好きな容器に詰め替えても使えます。
「市販の万能調味料はしょっぱすぎる」という声を受けて開発された「野香」。御三家はどちらかというと塩が強め、ガツンとパンチが効いた味わいですが、イタリア産岩塩やネギを取り入れた「野香」は塩味がまろやかで、スパイスの辛みやハーブの香りのバランスがよくまとまっている印象。かけすぎても、しょっぱくて食べられないということもなさそうです。
では早速、いろいろな料理に使ってみましょう!
おすすめNo.1メニュー「らくらくアヒージョ」
肉・魚なんにでも合う「野香」。もともとはアヒージョ専用スパイスとして開発されたとのことで、一品目はキャンプ定番「アヒージョ」に決定です。
用意するのはオリーブオイルと好みの具材だけ。スキレット(小さめのフライパン)にオリーブオイル100mlと「野香」大さじ1を入れて弱火にかけ、適量の具材を入れて2~3分煮立たせたらできあがりです。
ニンニクやスパイスを別々に用意する必要がなく、サッと作れて手間いらず、食卓がおしゃれなバルに早変わりです。パンを浸したり、残ったオイルにゆでたパスタを和えていただくのもおすすめです。
段違いの美味しさ!「パラパラするだけホットサンド」
キャンプの定番朝ごはん、「ホットサンド」にもよく合います。挟んで焼くホットサンドメーカーがなくても、フライパンで片面ずつ焼いて作ることもできますよ。
食パンにバターをぬり、「野香」をパラパラッ、目玉焼きとソテーしたベーコンにもパラパラッと振りかけます。スライスしたアボカドも一緒にパンに挟み、バターを溶かしたフライパンで両面をこんがり焼けば完成。焦げやすいので火は弱く、フライ返しなどで上面を押しながら焼くのがコツです。
味に深みが出て、なんだかとってもおしゃれな味。いつもよりツーランクくらい、美味しさがアップした気がします。普段は塩こしょうを使うことが多い筆者ですが、これからは「野香」を使うことを誓います!
絶品ドレッシングでもりもり食べられる「ダイスカットサラダ」
「サラダに合わせても面白い味になる」ということで、「野香」とオリーブオイル、レモン汁を混ぜたドレッシングで小さくカットした野菜を和えていただく「ダイスカットサラダ」を作ってみました。
1cm角に切った野菜(今回はキュウリ、プチトマト、紫玉ネギ)をドレッシングであえたら、冷蔵庫で15分ほど寝かし味をなじませます。レタスを敷いた器に盛りつけたらできあがり!
このサラダ、簡単なのにとっても美味しい! 同じ調味料を使っているのに、アヒージョともホットサンドとも違う味わい。まるで魔法の一本です。
異国情緒があふれ出す! 「お手軽本格シュクメルリ」
某牛丼チェーン店のメニューに登場したことで、一気にその名が知られるようになったジョージア料理「シュクメルリ」。異国情緒あふれるこのメニューも、“野香だけで味付け最高!”との口コミを発見。実際に作ってみることにしました。
レシピを調べるとコンソメや白ワイン、生クリームを使うものなどいろいろありますが、ここはあえて「野香」メインでシンプルに、冷蔵庫に常備してあるものだけで作ってみます。
作り方もシンプル。オリーブオイルをひいたフライパンで鶏もも肉を炒め、肉の色が変わったら、すりおろしにんにく小さじ1、バター大さじ1/2、牛乳200mlを加え、「野香」で味を調えて、鶏肉に火が通るまで煮るだけ。仕上げに溶けるチーズを、あればパセリをあしらえば、彩りも豊かになります。
これは、すごく美味しい! 牛乳、バター、ガーリックが混ざりあった絶妙な味わいの中に、程よくスパイスとハーブが効いていて、簡単に作ったとは思えない深み。バケットを浸したり、パスタを入れても美味しそうだし、ビールやワインも進みます。次のキャンプで絶対作るメニューに決定です。
・・・・・・・・・・・・・・・
「野香」を使ってみての感想は、「まさしく万能、これぞオールラウンドプレーヤー」。スパイス調味料としてはマイルドなので、和洋を問わず、どんな料理にもしっくり合います。今回は割愛しましたが、ステーキや魚介のソテーにももってこい、おにぎりにも合うそうですよ。
購入は「Amazon」で先行販売が始まっている他、『ユージャック』の公式サイトでも販売予定です。ぜひ、この万能ぶりを体験してみてください。
(撮影・文◎池田実香)
(出典 news.nicovideo.jp)
<このニュースへのネットの反応>
コメント
コメントする