【冬キャン】『冬キャンプ』について動画をまとめてみた
軍用テントをアレンジしたら話題のソロキャンにぴったり …ます。タープの下で快適に過ごしながら、焚き火の暖かさも感じられるなんて冬キャンプにはもってこいですよね。ただ、燃えない素材というわけではないのでご注意… (出典:ライフ総合(&GP)) |
見てくださいね!
まじでためになります!!
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軍用テントをアレンジしたら話題のソロキャンにぴったり …ます。タープの下で快適に過ごしながら、焚き火の暖かさも感じられるなんて冬キャンプにはもってこいですよね。ただ、燃えない素材というわけではないのでご注意… (出典:ライフ総合(&GP)) |
ネットで欲しいアイテムをポチるのもいいけど、実際にショップに足を運べば、思わぬアイテムとの出会いや、新しい発見があるはず。そこでGO OUTがオススメするショップをツアー形式で厳選案内。
保温性の優れた機能アイテムや薪ストーブを使った料理が満喫できる、冬キャンプシーズンが到来!! ということで、今回は冬キャンプの即戦力になるアウトドアギアを求め、スタイルが異なる2つのアウトドアショップを訪問。
ツアーに参加するのは、普段から一緒にキャンプを楽しんでいるフリーPRの山田さんとユナイトナインの大桃さん。山田さんは「実用的な保温系アイテムを探したい」、大桃さんは「冬のキャンプ料理に使えるタフなギアが欲しい」と、それぞれの抱負を語る。
今回のツアーのエリアはちょっと広く、千葉県と埼玉県が舞台。まずは千葉県の柏市に新しくオープンした大型店舗「アルペンアウトドアーズ フラッグシップストア柏店」を訪れ。その後、クルマで埼玉県の越谷に移動して、リユースショップの「セカンドアウトドア越谷谷中店」へ。隣接する2県を跨いでいるけど、実は移動時間は1時間弱なので、半日で気軽に回ることが可能!!
まずは今春にオープンしたばかりのアルペンアウトドアーズ フラッグシップストア柏店を訪問。こちらは総勢450ブランド、10万以上のアイテムが集結している世界最大級のアウトドアショップ。3Fまである大型フロアは、1Fがキャンプ関連、2Fがアウトドアウエア、3Fが山用品と分かれている。今回は1Fをメインに散策することに。
初めて訪れたという2人は、とにかくフロアの広さに圧倒されまくり。アウトドアショップに詳しい山田さんも、ここまで大きな店舗は見たことがないとか。そのため、まずは店長さんからフロアの簡単な説明を受けることに。
2人が説明を受けながら見ていた看板がこちら。最大の特徴は、ウッドデッキのテントエリアを囲うように設置された、キャンプのシーン別エリア。“リビング”、“ダイニング”、“スリーピング”に分かれ、それぞれにまつわるギアがセレクトされている。
リビングコーナーに大量に並べられたチェアを見てテンションがアガる2人。話題のリラックスチェア、ニーモの「スターゲイズリクライナー」シリーズの座り心地をチェックして、「めちゃくちゃ気持ちいいですね〜」と大桃さん。
テントコーナーには、大小様々なモデルが設営されている。山田さんは「こんなに多くのテントが設営状態でディスプレイされているショップは他にないと思いますよ」と、いろんなモデルを真剣に見比べていた。
とはいえ本日のツアーの目的は、冬キャンプのギア。ということで、山田さんが選んだ最初のアイテムは、コールマンの分厚いエアーマット。4カ所のバルブによる自動インフレーターシステムを採用し、素早く膨らませることができる。しかも厚さが8cmもあるため、まるでベッドのような寝心地が楽しめる。
「これだけ厚みがあれば地面からの冷気もシャットアウトできるし、シングルサイズだからコットの上や車中泊でも使えそう。冬用マットは持っていないから、これ本気で欲しいです!!」
「今年の冬キャンプは焚火料理を楽しみたい」という大桃さんは、ダッチオーブンが気になる様子。定番のロッジを中心に様々なブランドのモデルが並び、サイズも豊富に揃っているため、自分のスタイルに合わせて選ぶことができる。
そんななか、大桃さんがセレクトしたのは、ロッジのエナメルダッチオーブン。鋳鉄製ながら2層のガラスを焼き付けたエナメルコーティングが施されているため、長時間の料理でも焦げつきにくい。こちらは1.5クォート(1.42L)の手頃なサイズ感も魅力。
「これを使って、冬キャンプならではの鍋料理をやってみたいですね。しかもこのサイズならソロキャンプでも使えるから汎用性も高いと思います」。
マットに続いて山田さんがセレクトしたのは、その上で使いたいナンガのハイスペックシュラフ。マイナス18度まで対応する厳冬期用モデルで、表地には40デニールのナイロンタフタを採用しているためタフに扱うことも可能。
「冬キャンプでは、防寒対策として2枚のシュラフを2重にして使っているけど、これなら1枚でも問題なさそう。しかもナンガのシュラフはジップが噛まないんですよ。そこも魅力的です」。
シーン別のエリアから移動して、グッズコーナーへ。アルペンアウトドアーズは、とても同じフロアとは思えないほど、多彩なディスプレイになっているため、飽きずに長く買い物が楽しめる。
もちろんキッチンウエアなどのグッズも、かなり充実の品揃え。もはやアウトドア専門のホームセンターかデパートと言っても過言ではないほど、豊富なラインナップとなっている。
山田さんはオルカのクーラーボーックスにも注目。大きなサイズのモデルも数多く並んでいるため、ファミリーキャンパーなら一度は訪れる価値あり。「ミリタリーライクなタフなルックスも気になるけど、個人的にはアメリカ製ってところにも惹かれます」。
そして大桃さんが次に選んだアイテムも、タフなルックスが魅力のクッキングギア。こちらはドイツの老舗ランタンブランドが作っているホットサンドメーカー。しかもハンバーガーを作ることに特化したユニークなモデル。
「見た目にヤラレれて持ち上げてみたら、めちゃくちゃ重い!!(笑)。でも、こういう無骨なギアが大好きなんです。持ち手が長いから、そのまま焚火に放り込めそうですよね」。
1Fフロアだけでも見どころが満載過ぎて、なかなか次のショップに向かおうとしない2人。しかしツアーはここだけではないので、そろそろ次の目的地となる越谷に向かうことに。
そして柏からクルマで1時間ほどで到着したのは、アウトドア好きの間では穴場として知られているリユースショップ、セカンドアウトドア越谷谷中店。ここはレアなヴィンテージギアに出会えることももあり、宝モノ探し感覚で都内から訪れる人も多い名店。
所狭しとアウトドアウエアやギアが並ぶ店内を楽しそうに散策する2人。「予想以上に状態がいいアイテムが多くてビックリ!! これは大型ショップとは違うワクワク感がありますね」と大桃さん。山田さんは古着屋並みの品揃えを誇るアウターも気になる様子。
早速、大桃さんはショップの入口のガラス棚にディスプレイされていた、コールマンのヴィンテージストーブを見せてもらうことに。店長さん曰く、なかなか出てこない40年代のモデルだとか。
Coleman 40年代のスピードマスター500 ¥32890
コレクターも多い、コールマンのヴィンテージのガソリンストーブ。こちらは非常に希少価値の高い1947年製のモデルながら、メンテナンスも施されているため実際に使用することもできる。こうした一期一会的なギアに出会えるのは、リユースショップならでは。
「ヴィンテージ好きとしては、このルックスだけでグッときます。しかも40年代のモデルって相当レアですよ。もはや貴重なアンティークなのに、リアルに使えるってスゴイ!!」
ギア探しが目的ながら、2人ともアウトドアウエアも大好物のため、店内奥のウエアコーナーもチェック。今季は人気アイテムのダウンやフリースが充実しているとか。「都内の古着屋より全体的にリーズナブルだと思います。これなら気兼ねなくキャンプでも使えますよ」と山田さん。
セカンドアウトドア越谷谷中店は、ランタンの品揃えにも定評があり、様々な年代のモデルが並んでいる。そのため自分の生まれ年のランタンを探しに来る人も多いとか。もちろん店頭に並んでいないモデルもあるため、探している年代があればスタッフに聞いてみよう!
しかも、ほぼすべてのモデルが実際に使えるレベルまで、しっかりとメンテナンスが施されているため、安心してキャンプに持っていける。
The Frontierstove 薪ストーブ ¥32890
「これ、めちゃくちゃ安くないですか?」と山田さんが指差す先には薪ストーブが。こちらはヨーロッパのブランド、ザ・フロンティアストーブのモデルで、中古市場でも珍しい逸品。煙突が本体に収納でき、脚も折りたたみ式のためコンパクトに持ち運ぶことが可能。
「薪ストーブは昔からずっと憧れている冬キャンプのギア。ちょっと手間がかかるけど、それがいいんですよ。これはコンディションも悪くないというか、むしろ中古のほうが味も出ていていい感じ!!」。
テント&タープコーナーでは、人気ブランドのノルディスクの充実ぶりに驚く大桃さん。「コットン素材のテントやタープは薪ストーブと相性がいいから冬キャンプ向き。これも欲しいモノ候補に入れたいですね」と、真剣に価格をチェック。
さらに山田さんはストーブの近くで、パタゴニアの日本未上陸モデルのブランケットを発見。しかもトレンド感もある90年代の総柄モデル。今まで様々なアイテムを買取してきた店長さんも「パタゴニアのブランケットは初めて」というほど珍しい代物。これはお宝アイテムかも?
「94年製のトロピカル柄で、これと色違いのスナップT(パタゴニアのフリース)を持っています。時代を感じる“でかタグ”も珍しいし、おもしろいアイテムだと思います。冬キャンプはもちろん、家でも使いたいですね」。
そこに、大桃さんがアルミのアタッシュケースのようなアイテムを持って登場。またしても、なにやら男心をくすぐるタフなギアを見つけた様子。「これ、なんだと思いますか?」。
PRIMUS 90年代のデイブレイク2バーナーストーブ 非売品(販売および買取はおこなっていません)
答えはプリムスの名作2バーナー「デイブレイク」。実はお店の展示品ということで、販売も買取もおこなっていない貴重なアイテム。90年代前半のモデルながら、コンディションもよく、目立つ傷や汚れも見当たらない。当時のロゴステッカーもしっかり残っている。
「アルミだからめちゃくちゃ軽いんですよ。これなら1人でも余裕で運べますね。しかもホワイトガソリンではなくOD缶が使えるのも実用的。ルックス重視と言いたいけど、機能性にも惚れました」。
全くテイストが異なる2つのアウトドアショップをはしごした2人。冬キャンプ向きのギアをチェックしながら、つい様々なアイテムを手に取って楽しんでいた。
「今日はいろんなギアに触れることができて、かなり楽しかったし勉強になりました。新品と中古を上手く使い分けることができれば、さらにアウトドアのスキルも上がりそうですね。どちらのショップも再訪したいです!!」(大桃)
「大型ショップで最新ギアをチェックするのも、リユースショップで掘り出しモノを探すのも、どちらも違う魅力がありますよね。やっぱりアウトドアギアは直接手に取って選びたいし、ショップに行くといろんな発見や出会いもあるから、いつでもワクワクできます」(山田)