ハイゼットトラックに、シェルを架装
東海地区最大級のキャンピングカー専門店として知られるダイレクトカーズでは、テレビ番組の『ガイアの夜明け』でも紹介された、軽キャブコンもリリースしている。
【画像】ハイゼットがベースの軽キャンパー4選【アマホ、アマホ2も】 全156枚
同社初の軽キャブコンとして登場したのが、完全開放型ポップアップルーフを持ち、軽の8ナンバー登録となる「アマホ」「アマホ2」だ。
両モデルとも乗車定員は4名で、女性を意識したインテリアを持つ前者は、価格が439万円(2WD/ガソリン)。
それに対し、男性を意識したインテリアを持つ後者は、価格が329万円(2WD/AT)~345万円(4WD/AT)となる。
ここで紹介するのはアマホ2のほうで、ベース車はダイハツ・ハイゼットトラック STD SA IIIだ。
荷台部分にシェルを架装することで、ビジネスライクな軽トラを見事に軽キャブコンに仕立てているが、アマホ同様、小さいながらも誰もがキャンピングカーと聞いて真っ先にイメージするスタイルになっている。
見た目が本格的なキャブコンだが、ボディがどこにでも気軽に乗って行けるコンパクトサイズなので、細い道・知らない土地であっても、運転に不安を感じることはない。
そのため、自分だけしか知らない、とっておきの場所に足を踏み入れることだってお手の物。
アマホ2はナチュラルなボディカラーがフィールドとバランスよく調和するので、アウトドアでも上質な時間が流れるのであった。
完全開放型ポップアップルーフとは?
アマホ2も、アマホと同じように柱のない完全開放型ポップアップルーフを採用している。
クルマを停め、ルーフトップを大きく開ければ、いつでもどこでも見た目以上に広いプライベートエリアが現れる。
高級感溢れるテント生地(ナチュラルなコットン風)に設けられたメッシュウインドウをフルオープン状態にすれば、気持ちいい風が車内へ吹き込んでくる。開放的な風景を眺めながら深呼吸してみると、明日への活力を充足できるだろう。
また、ボディサイドのレールにオプションのサイドオーニングを通せば、あっという間に車両の脇のスペースがリビングに。
ウッディな壁に囲まれた落ち着いた雰囲気の車室と合わせて、車内と車外の境界が存在しないスペースでリラックスしてもいいかもしれない。
オプションの「リアゲート」にも触れておきたい。これをつければアマホ2が、車中泊のみならず、アウトドア・アクティビティも楽しめるキャンパーに生まれ変わる。
リアゲートの中は? サイクルフックで自転車も
ダンパー付きのリアゲートを開ければ、そこはアクティブ・ギアのためのスペース。
サイクルフックをつければ自転車を固定できるし、サイドドアから出し入れできない大きなキャンプギアをゲートから積み下ろしできる。アマホ2をパートナーとして自由でアクティブな週末を楽しむのも一興だろう。
疲れたら、横座りタイプのベンチシート(ベッドとしても利用できる)がある車内で休憩できる点も魅力。
ルーフベッド(サイズ:2000×1200mm)にテーブルやチェアを置いて、眺望のいい“天空リビング”的な使い方をし、空の広さと風を感じながら休憩するのもアリ。
主な標準装備品は、完全開放型ポップアップルーフ、リチウムイオンバッテリー×1、シャワー、シンク、調光式ルームランプ、折りたたみ式ベッド、折りたたみ式テーブル、エントランスドア(網戸)、リアルウッドといった内容だ。
キッチンのシャワーはホースを伸ばすことで、車外で使うこともできるので、愛犬の足を洗う際などに使い勝手がいい。
リアに広々としたラゲッジを備え、ルーフベッドを寝室にもできるアマホ2は、ユーザーのアイデア次第でダイナミックな使い方を楽しめる。アウトドア好きの趣味人にとって、よき相棒となるはずだ。
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(出典 news.nicovideo.jp)
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